ここは、皆様から寄せられたご質問にお答えするコーナーです。 きものに関することでご質問等があれば、メールをお寄せ下さい。 お答えできる範囲で、このページを通してご返事致します。


 
  Q.どうしても腰ヒモが苦しくてイヤだな〜。

 
 
A.伸縮性のあるゴムのようなベルト“和装ベルト”なら、立ったり座ったりの状態に応じて伸縮し、ゆるみやズレがないので着崩れもなく、ラクな着付ができます。
 
 


 
  Q.あ〜っ!!口紅がついちゃった!シミがついちゃった!

 
 
A.シミの種類によって応急処置の方法は違います。シミはできるだけ早く落とすことが一番のポイント!まず、軽く濡らしたハンカチでシミのついた所をつまみあげ拭き取っておきます。その後は下表のようにして、出来るだけ早く緒として下さい。

 種類応急処置 

果汁ぬれた布でたたく水または中性洗剤をうすめた液でたたきアンモニア水でたたき更に食酢でたたく。アルコール液をうすめてたたく。古いものはグリセリンを2倍液にしてたたく。

ビール
温湯でたたく、次にアルコール液またはアルコールを水3倍でうすめた液を使ってもよい。洋酒は特にアルコールがよい。
醤油
ミソ汁
口で吸い取る
ぬれた布でたたく
水でおとす、取れない部分は洗剤、アンモニア、アルコール液の順でたたく。または硼砂をうすめてたたく。
母乳
牛乳
ぬれた布ベンジンでたたき、アンモニアまたは洗剤液でおとす。

コーヒー
中性洗剤液でおとし、アンモニアをうすめてたたく。(古くなるととれにくい)


衿垢 ベンジンで脂肪分を除き汚れの残りは中性洗剤をうすめておとす。
血液水でたたく水か中性洗剤液でおとす。アンモニアを入れた液は古くても大半はとれる。熱湯はさける。
ぬれた布でたたくベンジンで脂肪分をとり・・・絹ならアンモニアを使い醋酸で中和する。木綿なら中性洗剤液で洗い後水洗いする。
 
 


 
  Q.きものを着てトイレって、どうすればいいのかしら?

 
 
A.袖が垂れない様に軽く持って、きもの→長襦袢→裾よけ の順にまくり、端を帯にはさみます。元に戻す時は、裾よけ→長襦袢→きもの の順に降ろしていきます。不精してガバッと一度に上げたり降ろしたりしないで!
 
 


 
  Q.何度かきものを着ていると、どうも長襦袢の衿や袖が汚れてくるみたい。

 
 
A.きものを脱いだら即、汚れやすい部分を上質のベンジンを含ませた柔らかい布で、叩くように汚れを落としてしまいましょう。でも、ゴシゴシこすっちゃダメ!